しつけのポイント
 乳幼児期の子どもとのかかわり方


お母さんは子どもの心のよりどころ
 お母さんは子どもの不安を解消し、喜びを倍増してくれる存在です。成長とともにかたわらから少しずつ離れても、悲しいときや困ったときに戻ってきます。「こっちを向いて」という子どもの呼びかけに応えてあげましょう。


子どもはいつも好奇心いっぱい
 ハイハイやヨチヨチ歩きが始まると、まわりに手を伸ばして何でも触り確かめます。五感を総動員して学習しているのです。危険を取り除いて見守りましょう。


1歳のころは何でもひとりでしてみたい
 この頃から子どもの意思を尊重して、自立への意欲を育んでいきましょう。上手にできないからと親が手を出さず、見守りながら、必要に応じて手助けし、子どもが自分でできる喜びをたくさん経験させてあげましょう。


歩けるようになると
 子どもはうれしくて外に出たがります。戸外で歩いたり、走ったり、さまざまな遊具で遊ぶことで、子どもの健康な体がつくられていきます。できるだけその機会を多くして、子どもの活動意欲を高めていきましょう。全身運動を十分にすることで筋力がつき、生理的機能が高まり、身体の調整力が巧みになっていきます。


健康は毎日の規則的な生活の積み重ねから
 朝、気持ちよく目覚めて、着替え、顔を洗い、家族とともに食事することなど生活のリズムをつくりましょう。大人の都合で、朝いつまでも寝かせていたり、夜更かしさせたりしていませんか?
 健康は毎日の規則的な生活の積み重ねからつくられるものです。


子どもを大切にすることや自主性を尊重すること
 子どもを大切にすることや自主性を尊重することと、子どものわがままを無制限に認めることは違います。ただ、子どもなりの理由があって自己主張することがありますから、言い分を聞いたうえで対応しましょう。


子ども同士で遊ばせよう
 子どもは近くにいる子どもの行動が気になります。赤ちゃんのころは他の子の顔に手を伸ばして触れたり、つかんだりして相手を驚かせてしまうことがあります。動けるようになると、他の子のそばに行って見つめたり、話しかけたりします。2〜3歳では他の子が遊んでいるのを見て、同じような遊びを始めたりします。集団生活に参加するとたくさんの友達ができます。


子どもに話しかけるときは
 視線を合わせてゆっくり、はっきり語りかけましょう。話し言葉は音が消えていくので、子どもにわかりやすく伝えましょう。会話も大人から一方的に伝えることが多くなりがちですから、子どもと交互に話すことを心掛けましょう。


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