| 生まれる前から健康がいちばん |
| お母さんの健康審査 |
| 赤ちゃんとお母さんの健康を守るため定期的に検診を受けましょう。 妊娠期 ◆ 妊婦一般健康審査公費負担制度 妊娠前期と妊娠後期に1回づつ妊婦健康審査の費用を公費で負担する制度があります。母子手帳と一緒に2枚の受診票が交付されます。 ◆ 超音波検査公費負担制度 分娩予定日に35歳以上になる妊婦さんを対象に超音波検査を公費で負担する制度。母子手帳と一緒に交付される妊婦一般健康審査受診票の2回目の検査項目になっています。 ◆ B型肝炎検査 B型肝炎はウィルスにより起こる肝臓病で、妊婦山河この病気にかかっていると生まれてくる赤ちゃんに感染することがあります。 検査は無料で受けられます。 母子手帳と一緒に交付さえれる妊婦一般健康審査受診票の1回目の検査項目になっています。 妊娠中の健康セルフケア たばことアルコール たばこやアルコールの成分は胎児にまで運ばれ、胎児の発育を妨げ、その結果、低出生体重児が生まれる可能性が高いと言われています。低出生体重児は、身体が小さいばかりでなく、病気の予防、栄養、環境などについて十分な配慮が必要となります。県が実施した調査から、本県の妊婦さんの半数以上が妊婦さん自身の喫煙ではなく、家庭内で周囲の方の煙草の煙を吸っていることがわかりました。煙草の煙は、退治の発育に悪い影響を及ぼすばかりでなく、乳幼児の肺炎や気管支炎の発症を増加させます。また、毎年、煙草が乳幼児の誤飲事故の原因の第一位となっています。 予防 妊婦さん自身の喫煙や飲酒はもちろん、妊婦さんの周囲の方々が吸う煙草の煙が、退治に悪い影響を及ぼすことについて、周囲の方々の理解と協力を求めることが大切です。 妊婦中毒症 栃木県の妊婦さんの7割が妊娠中に医師から何らかの問題を指摘されています。その中でも注意しなければならないのが妊娠中毒症です。 妊娠中毒症には、母体に生じる症状としてむくみ（浮腫）、高血圧、尿蛋白、体重の急な増加などがあり、胎児の発育に影響します。 この治療には、薬物療法に加えて安静と食事療法が不可欠です。食事療法では、高血圧やむくみを改善するため、塩分、脂肪分をセーブしてたんぱく質やカルシウムを多く摂取することなどが必要です。 予防 生活・運動… 規則的な生活リズムで軽く身体を動かし、太りすぎを予防しましょう。 栄養 … バランスを考えて、塩分を控えめに 健診 … 健診は必ず受診し、病気の早期発見に努めましょう リラックス… 自分にあった方法を見つけましょう ＊ これらの習慣は、脳卒中などの生活習慣病の予防や家族の健康につながりますので、継続することが大切です。 |
| 赤ちゃんの健康審査 |
| 赤ちゃんの健康を守り、健やかに育てるための各種の検査、健診を受けましょう。 乳児期（満1歳未満〜） ◆ 先天性代謝異常等検査 先天性代謝異常は、赤ちゃんの知恵遅れの原因の一つです。この異常を早く発見するため、生まれて5〜7日目のくらいに、赤ちゃんの足の裏からごく少量の血液を採って検査をします。 検査量は無料ですが、採血料は自己負担となります。 ◆ 低出生体重児の届け出 赤ちゃんが体重2500グラム未満で生まれた場合には、母と子の手帳についている「低出生体重児出生届票」のハガキを健康福祉センターに必ず届けてください。 ◆ 神経芽細胞腫検査 神経芽細胞腫という腹部に多く発生する小児がんを発見するための検査です。このがんは、1歳までに発見し治療すれば大部分の赤ちゃんは治すことができるといわれています。 生後6ヶ月以降の赤ちゃんの尿検査で発見することが出来ます。 検査料は無料です。 市町村から配布される検査セットの中にある、吸い取り紙に赤ちゃんの尿をしみこませ、乾燥した後にそれを検査機関に郵送します。 ◆ 胆道閉鎖症検査 生まれつき肝臓と腸をつなぐ胆管が詰まっていて、胆汁と言う黄色い液が腸に出ない病気を発見するための検査です。 生まれて1ヶ月目の健診のとき、赤ちゃんの便の色をうんちのカラーカードと比較して観察します。うんちのカードは、妊婦届出のときに市町村窓口で配布しています。 検査料は無料です。 ◆ 乳児健康診断 赤ちゃんの成長、健康状態を把握し、育児上の不安や疑問に答えるため、4ヶ月児や8ヶ月児を対象に乳児健診を実施しています。 幼児期（満1歳〜） ◆ 1歳6ヶ月児健康診断 歩行や言葉が出始め、子供への関わりが大切な時期です。 お母さんが安心して育児ができるようサポートするため健康診断を実施しています。 ◆ 3歳児健康診断（3歳〜4歳未満） 自我の発達が著明で個人差も出てくる時期で、身体の発達に加え、言葉・情緒面でも大きく進歩します。 健康レベルアップをするため健康診断を実施しています。 |
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