楽しく子育て 家庭教育学級って?


 家庭教育とは家庭という場で、子供の心や人間性を育てるために親など保護者が私的に行う教育です。自分の子供をどのように育て、どうしつけるかについては、他人が口を挟んだり指示したりすることは出来ません。親の責任においてなされるものです。昔から「三つ子の魂、百まで」といわれるように、幼少時の生活体験が、その人の人間形成に大きな影響を与えることからすると、親など保護者の責任は大変重要です。
 家庭教育学級とは「家庭教育を行う親など保護者が、計画的、継続的に、一定期間にわたり、家庭教育に関する学習を行う場」のことで、市町村家庭教育委員会により開設され、公民館や学校、幼稚園、保育所(園)、企業などを会場に行われています。
 そこでは、親など保護者が家庭教育に関するいろいろな悩みや問題について意見交換したり、解決の方策を探ったりしていきます。また、講話や視聴覚教材、あるいは受講生から提起された問題など、いろいろな家庭教育の情報を基に、学級生同士が自分の考えを出し合い、討論して、家庭教育のあり方を考えます。その中で自分の教育観や子ども観、人生観を確立し、自分の家庭にふさわしい家庭教育を創造していくことになります。
 家庭教育学級は、具体的にはこれから家庭をもとうとする若者を対象とした「明日の親のための学級」、乳幼児期の子を持つ親など保護者を対象とした「乳幼児学級」、小・中が癖うを持つ親など保護者を対象とした「家庭教育学級」などがあります。
 毎年、各市町村で募集がありますので、気軽に参加してみてはいかがでしょうか。

 <問合せ先>
市町村教育委員会生涯学習課または社会教育課


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