[糖尿病の患者さんへ]


   1:フットケア(足の手入れ)

 糖尿病の患者さんは、足の小さな傷や、きつすぎる靴を履く事が原因で糖尿病性壊疽(えそ)を起こす事があります。 壊疽を予防するにはフットケアを行う事が大切です。

* 毎日1回は足を観察する。 → 小さな傷や変色を見落とさない。

* 足の清潔を保つ。 → ぬるま湯で石鹸を使って丁寧に洗う。

* 素足では歩かない。

* 靴はサイズの合ったものを履く。 → 靴下も履く。

* 深爪をしない。

* 水虫、ウオノメ、タコ、足の傷はきちんと治療する。

* 乾燥や角質化によるひび割れを作らない様にする。

* ひび割れがある時には早めに治療する。



   2:他の病気に罹った時

a:食事がとれない

* 糖尿病の人が風邪や下痢、嘔吐など他の病気に罹り、食事がとれない時にお薬をいつもと同じ量服用すると、血糖が下がりすぎてしまいます。

* 体調が悪く、食事が普通よりとれない時には、医師の指示に従っておくすりの量を調節してください。

* 食事が全然とれない時には、なるべく早く受診してください。


b:食事がとれる

* 他の病気にかかっても、食事が普段と同じようにとれている時は勝手に糖尿病の薬を中止してはいけません。


c:体調が悪い時

* 体調が悪くなったら、早めに受診しましょう。

かみや調剤薬局 代表取締役 森 昌平


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