[Mr.I のピッツバーグ紀行]

[第2話]
 アメリカに到着して2週間弱がたちました。最初の数日はホテルに滞在して、半日大学に行く傍ら、半日はアパート探しをしてました。 アパートも決まって、食材などもすべて買いこみ、いまでは普通にアパートで生活しております。

 アメリカ全土にわたって共通してるかどうか知りませんが、ピッツバーグでは日本でいう 1DK, 1LDK, 2LDK の間取りのアパートが多いようです。 私は 1LDK を中心に物件を探しました。

 大学が複数ある学生街ということもあって、この周辺では次の4種類の物件に分類されるものが多いと思いました。
(1) 大学に面した大通り沿い、大学から歩ける距離の高層住宅
(2) 大学からバスで5分くらい、リーズナブルなアパート街
(3) 大学からバスで5分くらい、閑静な住宅街の一戸建リース
(4) 大学からバスで10分以上、人種のるつぼを実感させる雑居街

 サラリーマンは(1)(3)を借りる人が多く、現役学生は(2)を借りる人が多いようです。  (1)は高層住宅内部に賃貸窓口があるので、そこに直接行って話を聞きます。 (2)(3)は不動産屋さんや大学の住宅斡旋窓口を通して紹介してもらい、電話をかけてアポをとって見に行きます。

 私は(1)(2)(3)ともに数件ずつ話を聞いて、合計7軒の部屋を実際に見て、最終的には(1)のタイプの物件に決めました。200室くらいある巨大なビルの8階に滞在してます。 高層住宅といっても金属的な色合いの近代的なビルではなく、ヨーロッパ調の伝統ある感じの外観をもつビルです。でも作りはシッカリしていて安心できるビルです。

 大学には6ヶ月〜1年の短期滞在者も多いようで、短期滞在者向けのレンタル家具パックが充実してます。 私はテーブル、ソファー、ベッド、電気スタンド、電子レンジ、テレビ、ビデオ、鏡台などのパックをレンタルしてます。 また、食器や寝具などのパックもあって、こっちはレンタルするより買ったほうが安いらしいので、買ってしまいました。 というわけで、住んだその日には家財道具が揃ってしまい、翌日にスーパーに買いだしに行けば食材と日用品がたいてい揃ってしまうので、引っ越してきた翌日から早くも普通の生活が始まってます。 なんだか、とても便利です。

 ちなみに家賃が $700くらいで、駐車場が $100、レンタル家具が $150、一括購入した食器と寝具が $400くらいです。電話は初期登録料が $40 で、市内通話かけ放題で月 $20 くらいです。 それ以上まったく払わずにインターネットし放題です。 電気は暖房を使う冬でも月 $50 以下だそうです。

 これらの費用に限らず、全体的に物価は安いです。たぶん、日本人が多数出張する西海岸や東海岸より、だいぶ安いのではないでしょうか。

 次回は今取組んでいる仕事についてです。お楽しみに!

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